美術館に行った話

庵野秀明展に行ってきました~。関東にいると最速で見たい展示会が見れてすばらしいね。個々の作品については触れない。あくまで全体を見て思ったことを書く。

https://www.annohideakiten.jp/ ↑リンク

どんな展示会かっていうと、

庵野秀明をつくったもの 庵野秀明がつくったもの そして、これからつくるもの

※上記サイトから引用

人一人の人生を感じた。鳥肌がたった。

思ったこと1

回り道だよ回り道

別にこういうタイトルでやってたわけじゃないんだけど、すごく思った。特に学生時代の作品たちにそれをすごく感じた。遊び心の塊だなぁと思った。これを見て、お仕事をやっててゴールに一直線な日々だなぁとひしひしと感じた。しょうがない部分もあるけど、もうちょっと寄り道したり、したいね。大学同期ようにbot作ったりとそういう遊びはできているのでえらいえらい。そういうのが楽しく続けるコツなんだなと思う。

なんでこんなふうに思ったのかなと思ったんだけど、古いやつは庵野さん自身が出演してるんだけど、楽しそうなのよね。すごく伝わってくる。勝手な妄想なんだけど、楽しいが一番前にでているような気がした。それにすごく心打たれた。

思ったこと2

満たされるために行動するよりか、今あるものでどう楽しく立ち回るか。

なんかこう、カメラ一台と編集のための道具で表現するというのに感銘を受けた。今の3D技術はすごい。本当にリアルに作られてると思う。でもそうじゃなくても伝わるんだよね。この動画はこんなストーリーなんだな。ピンチだ、とかハッピーエンドだとか、わかるんだよね。なんかこう、それでも不思議と満足できちゃったんだよね。なんかこう、舌が肥えちゃってるというか、いいものに触れすぎてしまってそれが当たり前になってしまって、それをすごいと思いながら楽しんで満たされるってのを忘れてしまってたなぁとも思うわけですよ。それよりも、自分が今あるものでどうやって楽しむかみたいなことを考えることに頭使ったほうが充実してそうとか思いました。

思ったこと3

きれいに見せるための写真と自分が思い出すための写真

なんかこう、写真が結構取れる展示会だったから、展示物ガンガン写真取るぜーって思って入場したんだけど、もうなんか開始5分くらいで自分の写真取に不満だらけだった。自分が先に展示物を見てからファインダーを除くんだけど、なんかこう「展示物を見たときの自分が感じた気持ちがファインダー越しに感じられない」というか、、なんて言ったらいいかわかんないんだけど、「いい写真を取ろうとする自分」がいるんだよね。多分だけど、昨日の自分は未来の自分が見たときに、こんな気持ちだっなぁと思い出せる写真撮りた感がある。(というか、割といつもその気持で写真撮ってるんだけども)一個思ったのは、最近編集に頼りすぎだったんだなって思った。まさにインスタ映えする写真撮ってたというか、、、その時の気持ちは多分見たら思い出せるんだけどもね。昨日は違った。編集せずに極力ありのままで取りたかったんだろうね。それが難しかった。。。美術館って照明とかもいい感じにしてあるから、影とかも物によっては考えられているはずで、それを汲み取れてなかったとも言えそう。難しい。。。夜景と美術館はリトライするかぁ。

という感じで久々に自分の感性をフル稼働させた一日だった。いい充電になった。

ps: 最近、自分が一つ壁を乗り越えたなと思ってる。仕事の不安とかもかなり減った。(なんもわからんし、量多く感じるので死にそうになってる感もある)でも、あー、成長したね。えらいえらいと言う感じ。あと、夜に同期とマリオパーティしたりと楽しい日々ですよ。