断定をしない勇気が断定するために必要

ぼちぼち,自分の方針をよしなに書き出しましょうという気分になった.物事の考え方をちゃんと文字にしておこう.これまで書き終わったら次は技術のことだけみて走れそう.

考え方と振る舞いを定めておくと,迷わないで済む.まあ,まとめて読むと僕は多分厳しいですねぇって感じの考え方な気がしている.常に過激派くらいで居たい.

これが過激派なのかわからない.多分普通の凡人,新卒社会人です.ポエムを書いていたらクソ長くなった.

この記事は自身の考え方です.特定のこの人がウンウンということはありませんので,読む前に理解していただけると幸いです.あくまで自分の思考をまとめた記事です.

断定するときと断定しないときを明確に判断する.

人間というのは(クソデカ主語)物事を断定したがる.断定すると一定の条件下でその選択(断定)をすることが可能で楽なのである.例えば,「メールはくそ!!slack最強!使ってないやつはエンジニア失格!」とか「ウォーターフォール開発はくそ!アジャイル最強!」とか,「〇〇フレームワークはざこ!Rails !!」とか「Python ウェイ」とかである.もちろん,特定の技術や手法をディスりたいわけでも,僕が特定の技術や衆生について肩入れして話すわけでもありません.

ただし,その技術や手法が提案された歴史的過去があり,必ず得意なものがあるのにそれをあなたがやりたいことに対して向いてないからくそ!っていうのは違うよねってことですね.経営者等々の忙しい人はslackよりも遥かにメールのほうが仕事の形態にあってる場合があるし,新人のエンジニアさんがコードはなんとか書ける状態で入った現場はウォーターフォールのほうがコードだけに集中できる(はず?)などなど凡例はいくつでもありますね.「いろんな目線で物事を見てみる」とても大切だし,対局にあるものがそれぞれ何が得意で何が不得意なのかっていう分析もできて非常にいいのである.

何かを批判する暇があったらそれぞれを分析して自分の頭に叩き込もう.必ず理由があるはず.これをやるのめちゃくちゃ難しい.とりあえず歴史と定石を学ぶのがいいのかもしれない.本を読んで,人生の先輩に聞いてといろいろやってみると楽しそう.

「そんなことしてたってコードが書けるようにならない」だって?それはそう.でも5年後,10年後に聞いてくるのは絶対にこういう視点だと思っている.見ることができる眼の前のことをやりたくなるのはすごくわかるけど,ここは我慢.労働期間は長いんだから(宝くじ当たんないかな5000兆円欲しい)

とはいえ,お賃金もらうにはコードを書くことになるわけで,コードを書く以上は断定して決めったことを書く必要があるわけで,それは自分とチームの方針で断定してやっていけばいいと思う.ただし,その場にとっていい断定をするには,たくさんの経験と方法を知っていないと判断をくだせない.断定しないことは,断定することの準備だと思っている.万能薬も金の弾丸もないし.全く役に立たないもののもない.その中で物事を決めて行かねばならないので,その準備をしましょう.

もちろんすべてのことでそんなことをしている暇はない.事務作業は「ふえーん,ぴえーん」とでもいいながらやればいい.どこに力を入れるかってのが大事.

近づいたり遠ざかったり

次は視点の話,基本的にミクロとマクロの視点を交互に繰り返すのが僕の思考の癖(になるように修士のときから意識している).例えば「人の気持ちになって話をしましょう」なんてのはいい例ですね.僕は相手の立場をシミュレーションしている気がする.その人はどんな立場だからこの範囲の面倒(責任に関する裁量があって)を見ていてものごとを考えている気がする.そうすると自ずと自分の中で違和感をもつのでそれを聞いたりする.ちなみにVPoEと言われてわけわからん何over Ethernetだよって思ったので思考が死にました.これも経験ですね.こうやって知っていることを増やしていこう.人類(クソデカ主語)は人の立場になるのが死ぬほど苦手なので,これができるだけで全然違うと思う,

あとは自分の書いているコードの動きも意識しないとだけど,プロジェクト全体で自分がどんなことをやっているかを意識しましょうってのもよく言われるやつですね.ミクロとマクロを意識しましょう.

あと高校の数学で幾何の問題を代数の知識で解いたり,その逆をやったりするじゃないですが,これも近い考え方だと思っています.なにかの思考をする際に複数の視点をもって考え,問題解決をします.必ず複数の視点を持つというのは忘れずにいたいですね.

これくらい例を上げるとなんとなくイメージを持ってもらえるかなぁ.抽象と具体の間や,細かい部分から大局までをいったりきたり,その場の状態に合わせて最適なものを選んでいきていきたいですね.

コミュニケーションのとり方(ファシリテーター的な話

次はコミュニケーションのとり方,自分がどんなふうに振る舞うかは非常に大事だし,人間関係って大事だからね.とにかく大事なのは自分の意見を伝えること,どんな順番で考えた?ってのを順番に話すといいですね.どこまで端折って話すかはその時次第ですね.あとは個人的に入社してファシリテーターをする機会が多いので,そこで思ったことを書く.(ウソつけ,今までもやってただろとか言われそうですが,入社してファシリテーターという単語を知り,かっこいい!って思って最近多用してる.) まず,ファシリテーターは雑用ではない.なんかするべきことを突然ファシリテーターが初めて全体が硬直しないようにしなければならない.あとつよつよな人もファシリテーターしないほうがいいと思う.負荷分散ができていないので,つよつよな人も集中できなくなってしまう.あくまでファシリテーターは可能な限り全員が気持ちよく作業をしてもらうことを心がけるといいと思っている.(ときには無茶もあるかもだけど,他の人はそのことに集中できるので意外となんとか..ここで途絶える).その分ファシリテーターに求められるのは全体を見渡して何と何を並列に動かしても問題なのかなのかなぁとか思っている.「こことここをパラレルに動かしても問題ないし,人も硬直せずに済む」みたいな思想がある.ここらへんは本も読みたいですねぇ.

あと,思ったのはコミュニケーションって死ぬほどコストが掛かる行為なのに,みんな自分はなんとかなると思っているねぇってところである.その点,卒業した研究室は「それじゃ伝わらないよー」って言われ続けてコミュニケーションコストの高さを死ぬほど実感したのでいいところだったねぇって感じ.俺たちは「喋っても文字にしてもコミュニケーションを取るのが下手くそである」くらいの気持ちで生きていることによって,改善を永久に試みて成長をしていく.

昔からお悩み相談をうけることは多いわけですが,最近はその人の思考に潜り込んでいくような質問をして一緒に考えいる部分のふかーいところまで行くのも楽しいですねぇって思っている.僕は大学で永久に感情と思考を深堀りし続けてきたんだけど人々はそうじゃないらしい.意外と単純だったりするんだよね.たのしいのよ.

スイッチが入っているとこんな感じですがまあ飲み会は「ぽしゃけ!のむ!!」くらいでいいよ.それで楽しい.

自分の振る舞いを決める

ここまでいろいろ書いてきましたが,こんなの多分どっかの本にいろいろ書いてるわけですよ.結局どうなのかって「自分がどう振る舞うのか」を決めることだと思うんですよ.Class定義するように振る舞いを定義してください.シンプルにしましょうね,もちろんExceptionは補足するとして.迷うと疲れるのでとっととマイルールを決めましょう.ここはガッチリ決めずにその場に応じて柔軟にってマイルールでもいいけどその数は少なめに.この振る舞いの動作の理由は自分の方針からくると思います.方針が決まれが自ずと行動が決まってくるし,仕様変更があれば振る舞いが変わります.

僕はあくまで一つのことを突き詰めていきたいとう方針で振る舞っているます.(Spring Boot,うっ頭が....). Webのフレームワークは5年で移り変わるかもしれないけど,IPはRFCの細かい変更はあっても大きくは変更されないからね.今回のQUICにはめちゃくちゃ興奮してる.ついに,やっと今までの均衡を崩すかもしれないものが出てきたんだからね.

この道って決めてもいいですし,この分野!フロントエンドで〇〇な方針でいくぜでもいいと思う.「あれとーこれとー」ってのは死にます.とにかくこれを決めるといいと個人的には思っている.まだ決まってない人は期限付きで決めることを目標にする.自分の行動の矛盾が激減する.(むかし一時期バックエンドに転向しようとして死んだマンのセリフです.) これを言語化しましょう.ここが一番むずかしいです.ひたすらにアップデートしていくことになるかなと思います.

次は自分を下げないことですね.ネガキャンしないことす.弊社同期各位は周りが優秀でビビリあがってる人も一定数いると思います.周りは優秀で自分を下げて出したくなる気持ちはわかるけど,自己紹介で「自分はできないんですけどー」とか言わないことですね.自分を下げても,周りからの印象が下がることしかないですしね.ちなみに僕はそんなことは言いませんが質問しまくるマン(足を引っ張っていると言う人もいるだろうねぇ)です.強い人に対して卑下するよりも強い人と仲良くなっていろいろとお話できるようにするほうが人生よっぽど充実してそう.たくさん質問して,質問に答えてももらったお礼がしたいんでオンライン飲みしましょう(謎理論)って言ったらいいんじゃない?多分,人生って卑下する時間はないんだよね.こつこつやりましょう.まあ半年後に報われるとラッキーくらいでいいんじゃない?くらいのお気持ちで,今やったことは必ず役にたつので.(ここらへん,まずは自分を好きになるという話になってくる気はしますねぇ)

次は自分の方針を言葉にしてみましょう.すでにある言葉でもいいと思います.僕はすでにある言葉なら「天行健 君子以自彊不息」が好きです.自分で作った言葉なら「人生勝手にハードモード」です.これが今の大きな方針です.コンストラクタの引数なイメージです.自身を構成するクラスに大きな影響を与える変数です.

次はリスクをどこまで取るかを決めましょう.投資でどこまでリスクを許容するか決めないと購入する銘柄を決めることができないのと同じです.どうしもリスク勘定ばかりして,デッドロックして動けなくなることがありうるわけです.あとなにかを変えるよりも今のままでいるほうが楽という恐ろしいバフがあるので,自身の気持ちと向き合いましょう.一人で解決できないなら人とお話してみましょう.僕はgitでbranchを切ったりsandboxみたいに安全地帯で試すことができることは突き進んじゃっていいという方針にしています.(gitのコンフリクト うっ頭が...).まあ意外となんとかなります.とはいえ,(今は検討してないですが)転職とか,結婚とかbranch切れないものはむずかしいねぇ.まあその時の俺任せた!自分の気持ちに素直にな!ってことにしています.

ここからは書くのか悩んだけどテンションで書いてしまいたいと思います.「〇〇をうまくできるか心配なんだよね〜」っていう言葉についてです.新卒各位は「配属先でうまくやっていけるかなぁ」とかよく話になると思うんですが,「なんでできるとおもってるんだよ.めっちゃ自分に自信あるんだね」って思ってるなぁということに気づきました.しかも,そのうまくいくというしきい値もその道で何年もやってる人たちが積み上げてやっとでるようになったアウトプットを見て言っているような気がしている(偏見).そこまで1年くらいでできるなら僕は会社作ります.5年間しかいさせないで新卒の給料+ちょいで10年選手が必死で出した成果をだしてもらう.人件費安くて利益率良さそう!!!!.うまくできるわけないじゃん.たくさん勉強してたくさんダメ出しされた先に少しの成果があるんだよ.だから自分の方針に従ってやれることをやるのが大事.とにかく不安にならないように思考を組む.不安はめちゃくちゃエネルギーを使う.その分,他のことできるじゃん.それでもどうしようもないくらい不安になったら休憩ですね.ずっと走っていることもできないからね.

これからうまく行かなくてたくさんダメ出ししてもらうから,10年後にその時の新卒に質問された答えて上げたらいいし,指摘を自分の時間を使ってしてあげたらいいのよ.自分がしてもらったことを返せばいいと思っている.

人は不完全だから楽しい.だからたくさんお話して自分のことを伝えて,相手のことを知ろうとするわけですよ.自分が一体何を素敵感じるか,いいなと思えるかに向き合ってみるといいですねぇ.

最後にこれを決めてください.「引き際」 めっちゃ大事です.壊れてからじゃ遅いとかよく言いますが,「んじゃあ自分は一体どこまで耐えられるの?」って話になると思います.なんで元気なときに引き際決めててください.きっと自分を助けてくれるよ.

ここまでまあ,いろんな意見があるとは思います.ぜひ教えてほしいね.生存者バイアスだとか,あーだーこーだーとなると思うけどまたそれも人生よ.